カウンセリング60分
生き辛さに影響を与える愛着障害について
最近、愛着障害についてよく質問をうけるようになり、説明する機会が増えたのでここでも簡単に説明しておきますね
まず愛着とは簡単に言えば 幼少期の子供と親との
心の結びつき
のことです
幼少期の子供と親の関係で、心が通じ合う、安心できる、自分の気持ちを正しく受け止めてもらえる。そして親の言葉も素直に理解できる
このように親と子供が安心して接することが出来ることで、親との心の結びつき(愛着)が形成されて、その後の人間関係も安心して接することができるようになります
安定した愛着で育った人の特徴とは
①接していて怖さや危険な感じが無く、安心できる
②穏やかで気分や態度がいつも安定している
③目線が対等で見下したような態度やおもねりすぎる態度をとらない
④優しく親切だが、必要な時に言いづらいことも言う
⑤相手の意志や気持ちを尊重し決めつけや押し付けがない
という感じです
ところが幼少期に親との心の結び付き(愛着)が上手くいかなかった場合、その後の人間関係も安心した関係性を築けないことがあります
幼少期に親との関係性や、大人になってからも安心できる人間関係を築けない場合、愛着障害をもっていると言われています
どういう問題が起きてくるかというと、慢性的な強烈な不安感、寂しさ などから、脳のホルモンであるオキシトシンの働きが不活性となり
うつ
パニック
不安
依存症
抜毛症
夫婦、人間関係のトラブル
過食拒食
不登校
ひきこもり
など精神面の症状がでやすくなります
特に幼少期の精神面の症状は、高い確率で愛着障害が原因であると考えてよいでしょう
病院にいくと
子供の精神的な病気として薬をだされますが、心の安全地帯が確保できなかったことに対する症状ですので、むしろ自然な反応なのです
まずは愛着の再構築してあげることが優先だと考えています
次回に愛着障害の自己チェックと愛着障害のタイプについて説明したいと思います
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