アダルトチルドレンの心身のダメージを軽減する為に、独自の世界観を築くことがあります

カウンセリング６０分

 心が壊れないようにする為に

機能不全家族（アダルトチルドレン）で育った子供は、心身のダメージで壊れてしまわないように、独自の世界観を築くことがあります。

機能不全家族とは、

家庭内で弱い立場にある人に対して、身体的または精神的ダメージを与える機会が日常的に存在している家族状態のことです。

親の言うのことが絶対である時期に、避けられない心身の負担を乗り切る為に、独自の世界観を作り心身の負担を軽減することがあります。

例えば

心に鉄壁の家を作り、攻撃されている時や不安に襲われた時、そこに逃げ込むような心の動きで、ダメージを減らします。

子供の時期は家族からの強烈なストレスから身を守ります

 

大人になってから変化が必要

心の安全地帯として、独自に築きあげてきた世界でありますが、実際の人間関係で障害になることがあります。

心の鉄壁の家は心のダメージを軽減する為の安全地帯として使用していましたが、実際の人間関係を築く時に、相手との距離を感じます

また相手と親密な関係になり心の距離が近くなると、心の安全地帯である鉄壁の家に踏み込まれる恐れから、無意識に相手から離れたくなります。

そうして本当の意味で親密な関係性になりにくく、相手のことが好きなのかもわからなくなります

不要な世界観から卒業していこう

幼少期に機能不全家族で、心が壊れない為に心の安全地帯が必要だった

しかし心の中の鉄壁の家の安全地帯が、自分らしい人生を送る為に足かせになっています。

大人になった今、心が危険を感じ時だけ鉄壁な家は必要ですが、自分の人生を謳歌したいと思った時には逆に、障害にっています。

自然体で振舞えない自分は、堅苦しく感じて息苦しさを感じます

人を好きになれないのも根底に、人間不信と傷つけられたくないという思いがあるからです。

好きになる前にまずは人とのコミュニケーションを通して、信頼関係、安心感を得る必要があります。

安心感が増えてくると、人との間に築いていた壁が自然となくなっていきますよ

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