パニック障害・動悸・過呼吸

予期不安・パニック発作の対処法

整体60分

予期不安・パニック発作

不安感が強くなって、動悸や呼吸が荒くなったりして、パニック症状が出る方がいます。

パニック症状まででると

外出先で症状が出たらどうしよう

明日体調悪くなったらどうしよう

など日常生活に支障が出てきます

 不安感の意義

不安はリスク回避の働きがあります。不安感を抱くことで、危険な状態にあわないように考えてくれるわけですね

その不安感の囚われが強くなると、不安の考えがグルグル回り、脳疲労を起こします。

無気力や緊張が続き、日常生活に支障が出てきます

 不安感が強くなる原因

最初は体の症状がきっかけで不安を抱くようになりましたが、少し先の未来を考えた時不安が増強されます。

明日~になったらどうしよう

この先やっていけるか不安

など少し先の事を考え始めることで、不安感が一気に強くなるわけです。

不安を感じるメカニズム

不安を感じると、大脳辺縁系(特に扁桃体)が活性化し、危険な状態になりそうだという信号を脳全体に伝えます

例えば大脳辺縁系⇒青斑核に伝わり、ノルアドレナリンが放出され、交感神経が優位になり、心拍数、呼吸数、汗腺が開くなどの体の変化を促します。

予期不安・パニック発作を抑えるには

未来に意識を向けると不安感が強くなりますので意識を今・ここに戻します。

大脳辺縁系優位⇒前頭葉(辺縁系の働きを抑制する)

まず前頭葉の働きを促すよう刺激します。

おでこに手を当てて前頭葉の血流・気の流れをアップさせます

そのまま耳に聞こえてくる音のひとつを1集中して聞きます

副交感神経が優位になるように促します

吐く息だけ意識して呼吸します。

口をすぼめてお腹の力を使いながら細く長く息を吐ききるまでだします。

力を抜いたら自然と鼻から空気が入ってくる状態にします

再度息を吐ききります

これらを1分程度していくと次第に落ち着いてきますよ。

比較的落ち着いている時に練習し続けると、いざ不安感が強くなった時にも対応できるようになります

練習動画

パニック障害・自律神経失調症でお悩みならお気軽にご相談ください。


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