カウンセリング
色々な人間関係の基礎になっているのが、幼少期の両親との関係性です。
幼い頃に自分と他人の関わり合いを両親(特に母親)から学びます
両親から適切な愛情を受けていたり、信頼関係が築けていたら、その関係性をベースに他者とも健全な関係を築けます。
しかし両親との間に適切な関係性が築かれていなかった場合、どのような関係性が健全なのかわからないので、他者との関係性においてストレスを感じることが増えます
例えば、親のしつけが厳しく、常に従うようにしいられて育ってきたら、他者との関係も同じように、他者に厳しくいわれると、自分の意に反しても従うようになり、主従関係を無意識に作り上げていくようになります
親が常に怒っている、もしくは冷淡な場合、常に親の顔色をうかがって、自分の要求や行動をしていかないといけませんので、他者との関係性も常に他人の顔色をうかがって、自分の行動を決めるようになり、自分の意志がもてないような人間関係を構築していきます
親から育児放棄をされた場合、他者との関係性は、他人と仲良くしても最終的には自分は見捨てられるだろうという観念から、みずから他人と離れていくような行動をとるようになり、希薄な人間関係しか築けません
両親との関係性から無意識に習得してきた人間関係の基礎を元に、今の人間関係があります
もし今、自分が他人との関わりあいのなかで、ストレスを強く感じているのであれば、一度親との関係を振り返ってみることも大切なのかもしれません
親と自分とどのような関係であったのか?
その親に対して自分はどのような行動をしてきたのか?
その関係性を、他人との関係性にも当てはめていないか?
無力であった幼少期はそうせざるえなかった理由があります
怒られないようにする為には、顔色を伺っておそるおそる話しかけるしかなかった・・
他人に預けられた自分は、何でも言うことを聞くしかなかった・・・
逆らうと何をされるかわからないので、いい子でいるしかなかった・・・
しかし今は違います
怒られても、こちらの筋が通っていれば正々堂々指摘してもいいのです
上司が理不尽な要求をされたとしても、拒否しその理由をしっかり意見を言ってもいいのです
相手の意見と違う場合でも、自分の意見も言っていいのです
相手に怒られるから・・・
相手に冷たくされるから・・・
相手に仲間外れにされるから・・・
を判断材料にするのではなく
自分の気持も大切に
自分の想いも大切に
自分の存在も大切に
を基準にする新たな人間関係を構築していきましょう
それによって、無理してつきあってきた関係は解消され、新たな御縁が生まれます
古い基準から新たな基準に変えていく時に心から出てくる想いがあります
恐怖心
不安感
猜疑心
これらの想いを乗り越えた時に
心豊かな人生がスタートします
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