カウンセリング60分
愛着障害のタイプ別について
前回の愛着障害の自己チェック法の結果で出た、愛着障害のタイプ別についてです
アダルトチルドレンについて②│西宮市│ナカムラヒーリングオフィス (nakamurahealingoffice.com)
愛着障害を主に3つにわけることができます
回避型の原因
幼少期との親との関わり合いの中で、泣いたり、暴れたりして感情を表現しても、親が反応しないと、感情を表現しても、何もしてくれないという経験から、感情を表現しないようになり、心の結びつきを望んでいても他人を回避するような態度になります
大人になってからの影響
相手との親密な関係を避ける傾向になります。
『一人でいるのが楽、結婚はしたくない、一人でも充実している』と必要以上に主張します
しかし心の底では強烈な孤独感を抱えているので、人一倍大切にされたいという願望が強いです。
恐怖型の原因
幼少期との親との関わり合いの中で、子供が泣いたりして感情を表現しても、親に大声で怒鳴られたり、叩かれたりされ続けると、自分の感情を出すのが怖くなってきます。そして親の機嫌が悪い時や、両親が喧嘩していると、自分が原因ではないかと思ったり、いつか見捨てられるという恐怖心が慢性的に沸いてくるようになります
大人になってからの傾向
慢性的に不安を感じていて、他人に対して怯える傾向にあります。人間関係がギクシャクすると自分が悪いからこうなるんじゃないかと考えがちです。なんとなく人といても疎外感を感じてしまうことも多いです
注目獲得型の原因
幼少期の親との関係性の中で、親の気分で怒られたり、怒られたと思ったら急に甘えさせてくれたりと、同じ理由でも怒られたり、甘えさせてくれたりと態度に一貫性がなく、子供は混乱します。子供なりにどうすれば、親の期待に応えられるのかを一生懸命考えて、親との心の結びつきを獲得しようと努力します。これが大人になってからも、相手の期待に応えなければならないと、必死になる傾向があります
大人になってからの傾向
自分の本音と違っても無理にでも相手に合わせようとする傾向があります。相手が自分に関心をもってくれないと存在価値を感じられないため、相手の関心を引くことに労力を費やします。それでも相手が関心をもってくれないと、強い空虚感を感じる傾向にあります
以上が愛着障害の原因と大人になってからの傾向を書きました
次回は愛着障害の克服について書いていきます
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アダルトチルドレン①(nakamurahealingoffice.com)https://nakamurahealingoffice.com/2071/
アダルトチルドレンについて②(nakamurahealingoffice.com)https://nakamurahealingoffice.com/2074/
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