左下腹部の痛みが続く方へ
「お腹の痛みが続いて病院に行っても原因が分からない」
そんなお悩みを抱えて来院される方もおられます。
特に左下腹部の痛みや不快感は、ストレスや自律神経の乱れによって
“内臓の動きが滞る”ことが原因のひとつになっている場合があります。
今回は、左下腹部の痛み・不快感で来院された方の症例をご紹介します。
食事もままならないほどの痛み
最初のご来院は、「左下腹部の痛みとハリが強くて困っている」とのご相談でした。
この方はもともとお酒が好きで、毎晩ビールを飲む習慣がありましたが、
痛みが強くなってからはお酒も控えざるを得なかったそうです。
それでもなかなか良くならず、「内臓の整体ができるところを探していました」と来院されました。
検査では、胃の幽門・十二指腸D1・空腸曲に動きの制限が見られました。
食べた物がスムーズに流れにくくなり、消化器全体に負担がかかっていた状態です。
内臓と自律神経を整える施術
施術では、横隔膜・胃底部・十二指腸空腸曲を中心に丁寧にマニュピレーションを行い、
最後に頭蓋骨の調整とマニプラチャクラへのヒーリングを行いました。
施術中、クライアントさんは
「顔の左半分がすごく熱くなってきました」
これは、十二指腸～空腸部の制限が解放され、
血流が一気に促進されたためと考えられます。
内臓の動きが戻ると、体全体の気血の巡りも改善し、
痛みだけでなく気持ちの重さも軽くなっていくのです。
施術後には、
「不快感が10だとしたら、今は2～3くらいです」
とお話しくださいました。
3回目で症状消失、5回で卒業
3回目の施術時には、腹部の痛み・不快感は完全に消失。
3週間空けて来院された5回目には、「お酒を飲んでも食事をしても違和感がない」とのこと。
状態が安定していたため、5回目で施術を終了しました。
冷たいビールを毎日飲む方で、慢性的な腹部の不快感がある場合、
十二指腸や空腸付近の硬さ・癒着がみられることが多いです。
体の「内側のこわばり」が取れると、驚くほど自然に回復していくケースが少なくありません。
内臓の声に耳を傾ける
内臓の不調というと、病院で薬をもらうのが一般的ですが、
実は内臓の手技療法（内臓セラピー）でも本来の働きを取り戻すことができます。
自律神経と深くつながる内臓を整えることは、
「体だけでなく心も落ち着く」ための大切なケアです。
自宅でできるお腹の気功セルフケア
ご自身でできる簡単なセルフケアの気功法もご紹介しています。
お腹をゆるめて、自律神経を整える方法を動画で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
西宮市で自律神経の不調や内臓の違和感にお悩みの方へ
気功整体で“内側から整える”ことで、心身が本来のリズムを取り戻していきます。
原因のわからない腹部の痛み・不快感でお困りの方は、どうぞご相談ください。
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