遠隔ヒーリング

緩和ケアのヒーリングで初心を振り返る

初心を振り返るきっかけ

緩和ケアで入院されている方の家族のご依頼で遠隔ヒーリングを続けていました。
少しでも心身が楽に過ごせるようにというご要望です。
大病というのは家族の複雑な想い、本人の葛藤、これまでの家族関係
色々な想いが噴出してくるものですね

過去この業界に入るきっかけになった事を思いだしました。

この業界に入った理由

母親が子宮頸がんの術後の後遺症で病院に頻繁に通う時期がありました。
腸閉塞や腸漏れなどによって色々な手術や薬、入院など繰り返していました。
腹痛や腰の痛み、お腹や足の浮腫み、など次々と別の症状なども出てきます。
西洋医学はMAXに対応して頂いておりましたので、家族でも出来ることがあるのではないかと思い
仕事を辞めたタイミングで、東洋医学ベースの整体や気功などを学び始めました。
学校では解剖や生理、内科学などの基礎医学などの知識も学んでいたので、病気に対しての知識を増やしながら
今の治療方針や薬などの効果を調べて、わからない所は医者や看護婦さんに聴きながらも勉強していきました。


習ったことを活かす

整体の学校や気功を学び始めて一年経過して、少しずつ出来る手技も増え、
覚えた手技で、症状に効果がありそうなものを母親に施術していきます。
痛みが強くなっていた時期なので、痛みで睡眠も浅かったと思います。
血行が良くなると、母親は眠ってくれるので、安心した記憶があります。
しかし腸もれが始まってから、入院生活が長くなり、絶食や薬の影響で数日意識が戻らなくなりました。
1週間後に意識を戻った時はペットボトルを上げれないぐらい筋力も低下しています。
床ずれも出てきたので、病院に泊まりながら看護婦さんのサポートが出来ない時間帯の体位変換や
痛みのケアを手技療法で出来る範囲の事をしていました。

愚痴も出るけど、使命感も湧いてくる

家族で交代しながら夜中のサポートしていましが、皆働いているので疲労が溜まってきています。
疲れているから今日は何とか夜中寝れくれないかな~とか思ったり、いつまで続くのかなどの愚痴も出て精神面にも影響が出てきました。
母の方が何十倍きついのだからとグッとこらえながら、ケアしてきました。
一時症状が回復した時、車椅子で屋上に連れて行った時に、真っ青な空と太陽を見て

生きてて良かった~

と泣いているのをみて、グッとくるものがありました。
その後腸漏れが再発して、ご飯が食べれなくなって急激に悪化していきました。
夜中泊まり、次の日の朝を迎え、母に声をかけ学校に行こうとした際
急に母が私の帽子を触り、真っ直ぐに正してくれました。


意識が朦朧としてる時期でしたので、会話はありませんでしたが、母が息子を想う気持ちが伝わりました。
それが母と意志疎通出来た最後になりましたが、今も印象に残っています

初心を忘れない

母の症状と向き合ってきた時の経験から

西洋医学ではフォロー出来ない部分のサポートをしていく
絶望的に感じている人に、生きてて良かった~と感じてもらえるように全力で対応する

ということ開業当時の指針になりました。
ご依頼を受けた緩和ケアのご家族様の遠隔ヒーリングを通じて、自分が仕事を始めた原点を再度思い出さるきっかけを作って頂けました。
もうじき開業13年目に突入しますので、再度初心に立ち返り、心に刻んでおくためにブログを書きました。
長文になりましたが最後まで見て頂いてありがとうございます!

まずは無料相談.

西洋医学では解決できず、悩んでいる方はお気軽にご相談ください。
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・電話〈0798〉42-7182

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