生活に支障が出るほどの寝違えで来院
「首を動かすたびに激痛が走る…」
「肩をちょっと動かしただけで行動が中断してしまう…」
そんな寝違えの症状に悩まされ、来院された方がいらっしゃいました。首から肩にかけての痛みが強烈で、ベッドに仰向けになろうとするだけでも苦痛を伴う状態。
C6・C7付近の靭帯や関節に炎症があり、肩甲骨まで痛みが広がっていました。

初回の施術:循環を回復させる段階
1回目の施術では、
・首から肩にかけての血流やリンパの流れを整える
・経絡(特に三焦経)の気を促す
・下腹部や鼠径部のリンパの巡りを促進する
といった調整を行いました。
施術直後は痛みが強まったように感じられましたが、これは血流が戻ったことで出る「治癒反応」です。
炎症部位に負担をかけないようテーピングをして、その日は終了しました。
2回目の施術:痛みの移動と心身の影響
2日後に再び来院された時には、右肩の痛みは和らいでいましたが、新たに左肩に違和感が出ていました。
咳や力みで痛みが走る状態でしたが、これは回復の過程で炎症部位が変化している証拠でもあります。
この日は喉や肝臓に重点を置いて施術。すると頭の張りや神経疲労が浮かび上がり、咳き込む反応が出ました。
これは体に溜まっていた「邪気」が外に抜けていくサインでもあります。
また、寝違えの背景には精神的な疲労や環境の変化も見えてきました。
単なる寝姿勢だけでなく、心身のバランスの乱れが寝違えを引き起こすことは少なくありません。
施術の最後に筋肉にアプローチを行うと、肩の違和感も和らぎ、動作や着替えで痛みが出ることもなくなりました。予想よりも早い回復が期待できそうな状態でした。
日々のケアで寝違えを防ぐために
「寝違え」は、ただの寝姿勢の問題ではありません。
実は、自律神経の乱れや心身の疲労が関わっているケースがとても多いのです。
疲れやストレスが溜まると首や肩の筋肉が硬くなり、睡眠中の小さな動きでも炎症を起こしやすくなります。
大切なのは、痛みが出てしまう前にケアを行い、心身のバランスを整えておくことです。
まとめ
「首や肩の痛みで生活に支障が出る」
「寝違えがなかなか治らない」
そんな時には、我慢せず早めにご相談ください。
痛みを放置してしまうと慢性化し、回復が遅れることもあります。
当院では、自律神経のバランスを整えながら血流を促進し、自然治癒力を高める施術を行っています。
寝違えや首肩の強い痛みにお困りの方は、一度お気軽にお問い合わせくださいね。
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